2月27日
いつものようにGmailを開くと、あれ!「メールがまったくない」。タグやボタンをクリックしまくり、だんだん状況が把握できてきました。
Gmailは明らかに初期状態。画面には『まだメールは届いていないようです。ニュースでも検索しましょう。』のリンク。あの~、2005年から使ってますが、、、 アドレスは無事で即エクスポート。私の使い方は他のアドレスをGmailに転送させているので、『別のメールアドレスを追加』リクエストを送信。次にGmailから手元の携帯電話に送信テスト。あれ?不通。よわこの母のGmailは通常です。ヘルプのフォーラムから「私は日々インターネットに必要なトラフィックに貢献している優秀な奴隷です。明日は月末で仕事の締め切りです。どうかご主人様、メールを復活させて下さい。」 > 送信。次に通信の確保です。まるでOutlookを再インストールする感じで、新たなアカウントを作成して設定とアドレスのインポート。基本的に大切なメールは別に保存してあるので大きな支障はないので、まっさらなGmailを見ながら、気分転換かなと思いつつ、締め切りに追われ徹夜。
2月28日
無事納品。 そして、メールが消えたアカウントにログインできなくなっていました。画面には「利用規約に違反した可能性があります。」ここまでくると笑うしかありません。悪さをしたのでまずメールを消して警告。次にログインさせず、反省しろ!って感じでしょうか?サポートのメールアドレスもありGoogleらしからぬ人情です。「きっと何かの間違いです。ご主人様にとってゴミかもしれませんが、奴隷にとってとても大切なものもございます。せめて、そのものを受け取る時間だけ扉をお開けください。」 > 送信。
メールソフトでひどい思いをしているのでメールのバックアップ癖は染み付いていますがカレンダーやドキュメントをはじめgoogleのサービスに慣れきって雲の向こうの存在を忘れてしまいがちです。新しいアカウントのiGoogleをレイアウトしながら、この際インターネットと決別しようと思いつつ、まだ携帯が自動車電話だったころ、電話線ケーブルが燃えて街中の電話・ATMが1週間以上不通でものすごく不便だった経験を思い出し決別は却下。
3月1日
『Gメールの一部で全メール消失のトラブル、復旧続く。障害に見舞われたユーザーの割合は0.02%』のニュース発見!原因が解明し、冤罪ははれました。そして、選ばれし0.02%の栄誉です。新しいアカウントにThe Google Teamよりサポートメールの返信。 『アカウントにアクセスできないとのことで、ご連絡いたします。アカウントの作成に使用したメール アドレスにアクセスできる場合は、次の URL でパスワードをリセットしてください: 』??? パスワードは間違っていません!Gmailはつながりません!そしてログインできません!
もし、ニュースを見ていなかったら、プッツンでした。たった0.02%のユーザーの出来事なのでトップページに『障害が出ています。』と掲載する事でもないのでしょうし、株価に影響してしまいます。それにユーザーならApps ステータスダッシュボードを毎日チェックしていますから問題はありません。 » LINK
3月2日
ログインが出来るようになりましたがGmailは不通のままで、メンテナンス中の画面。『48時間経過してもアカウントにアクセスできない場合は、ご使用のユーザー名で(サポートメールアドレス)までお問い合わせください。ご不便をおかけして申し訳ございません。』
やっとお詫びを発見しました。またも、Googleらしからぬ人情でサポートのメールアドレスにリンクがあります。当然ですがクリックしてもGmailは起動しません。
3月3日
Gmailが復旧しました。いつもの画面がもどってきました。迷惑メールにも懐かしさを感じてしまいます。『別のメールアドレスを追加』リクエストの返信やヘルプフォーラムに返信が投稿されたメールを受信し、4日までには27日以降のメールや消失したメールが復活しました。こちらがヘルプフォーラム: » LINK
Googleは広告媒体で同時に広告ターゲットであるユーザーを大切にしてくれます。もちろん、無料のサービスですから正式な釈明などありませんし、情報はGoogleで検索すれば得られます。どうやら、クラウドコンピューティングに慣れすぎたようです。しかし、以前のスタイルにもどる気はありません。今回のトラブルで作成した新規のアカウントを使い、メールはそこに転送させ、ドキュメントやスケジュールは共有してミラーリング。アクセス手段を2重にしてみました。どちらのアカウントにもアクセス出来ないときは『博士の異常な愛情』な状況だと予想しています。