約35年前、ファッションを志していた学生時代に出合い、ものすごい影響を受けた本『チープ・シック』が21世紀のTSUTAYA大崎駅前店にひらづみ。びっくり! と思ったらPOPEYE最新号が特集をしていました。
今でいう定番とか鉄板アイテムを基本に自身の生き方・スタイルにあった、着ていて気持ちの良い服を大切にしていく。それには流行など関係ない。という内容で、まえがきと最初の1ページで完全ノックアウト。さっそく、日本上陸したてのブルックスブラザーズへ。シンプルなブレザーを買いました。そのブレザーは皮膚のようになじみ、何を着ているかなど忘れてしまいます。おじさんのようにシャツのボタンをはずし、ネクタイを緩める必要などありません。なるほどと思いました。服は体に密着しているので着心地や素材の風合いから本物の見極めがすぐ理解できたのです。この体験は自分の根源の一つかもしれません。ユニクロの着心地や風合いにすこしでも疑問を感じたらアマゾンでこの本を検索してみて下さい。さすがに本文の写真は古臭い感じはありますが、当時に比べ、多様化している今日こそ、この本の意味はあるかもしれません。
副題の「お金をかけないでシックに着こなす法」とありますが、とりあえずお金はかかります。ただし長年着ることができるし満足感があるので損した気分はまったくありません。ただし、体型が変わらないという前提ですが…