今日も、わたしはよわこでした。
母のお友達のスーイーさんが、こんな話をしてくれました。「天国と地獄で、同じごちそうが出されました。どちらもそれを、長~いお箸を使って食べなくてはなりません。地獄の人々は先を争って食べようとしますが、つかみ合いになった上にお箸に口が届かないので、誰一人食べることができませんでした。天国の人々はというと、彼等はごちそうを箸でつまんで、他の人たちに食べさせてあげたのです。そうしてみんなが皆、食べることができました。」なるほど。同じ条件でも、考え方の違いで人々は幸せになったり、不幸せになったりするのです。親戚のアンサンおじさんが遊びにきたので、この話をしてあげると、「なにお~?そんな面倒な箸、折って使え。寿司は手で食いねぇ!」と、二言で片付けられてしまいました。やれやれ。これだから江戸っ子は…。その夜、わたしは夢を見ました。神様が2mもある長~いギターをみんなに渡して、「これで “Smoke on The Water”を弾きなさい」と言うのです。わたしは汗びっしょりで目が覚めました。・・・夢でよかった。